東逗子団地2号棟

住宅購入に際し建物の立地・広さ・住環境は必須のチェック項目ですね。その他にも住宅購入に際して更に外せないポイントがあります。それは各種の減税を請けたいこと。
住宅購入に際して対象となる減税項目は大まかに3つがあります。まず一つ目は「登録免許税減税」。二つ目は「住宅ローン減税」。三つめが「不動産取得税減税」です。
しかしながらこの減税は基本的に「新耐震の住宅」を対象としていて、東逗子団地2号棟のような旧耐震マンションは対象外となります。簡単に言うと基本的にそれらの減税は受けられないのです。
ただ特例として、「新耐震並みの耐震性」が有ることが証明できればこの限りではありません。 幸いにも東逗子団地2号棟は「壁式鉄筋コンクリート造」のために極めて耐震性が高く、その耐震性の高さを耐震診断にて証明することができました。

東逗子団地2号棟の概要

所在地    神奈川県逗子市池子2丁目

公共交通   京急逗子線 神武寺駅 徒歩6分

規模     24戸

構造     壁式鉄筋コンクリート造(現場打)

階数     4階建て

完成     1969年08月

東逗子団地2号棟が耐震基準適合証明書を発行できた理由

旧耐震マンションでは「耐震基準適合証明」は対象外となります。
東逗子団地2号棟は旧耐震の建物なので基本的に対象外ですが、耐震性を証明できるなら「耐震基準適合証明書」の発行が可能となります。幸いにも東逗子団地2号棟は壁式鉄筋コンクリート造のため、設計図を基に耐震診断を実施して耐震性を証明できました。
また、現地調査においては、現場打の壁式鉄筋コンクリート造のためコンクリート強度試験を実施し、所定のコンクリート強度が現存することが確認できました。