豊ヶ丘団地5-3-2号棟

豊ヶ丘団地は、多摩ニュータウンの一角に位置するマンション群です。豊ヶ丘団地5-3-2号棟は昭和53年3月に完成しました。築年数は経過していますが、広い敷地に建物間隔を広くとり、南向きを交渉利他配置レイアウトになっていて、日照・通風に優れています。

豊ヶ丘団地5-3-2号棟は、壁式鉄筋コンクリート造で一般的な鉄筋コンクリート造とは建物の携帯が異なります。最大の特徴は外部廊下無ないこと。普通のマンションは階段等で所定の階まで登りそこから廊下と水平移動して自宅玄関に至ります。
しかしこの壁式鉄筋コンクリート造は廊下が無く、階段室から直接に住宅の玄関に入ることができます。 普通のマンションでは北側居室に廊下が面していて第三者が通行しますが 壁式鉄筋コンクリート造では廊下が無いためにプライベートの維持が良好です。

豊ヶ丘団地5-3-2号棟の概要

所在地    東京都多摩市豊ヶ丘五丁目

公共交通   京王相模原線/京王多摩センター駅より徒歩で15分

規模     総戸数20戸

構造     壁式鉄筋コンクリート造

階数     5階

完成     昭和53年3月

豊ヶ丘団地5-3-2号棟が耐震基準適合証明書を発行できた理由

旧耐震マンションでは「耐震基準適合証明」は対象外となります。
豊ヶ丘団地5-3-2号棟は旧耐震の建物なので基本的に対象外ですが、耐震性を証明できるなら「耐震基準適合証明書」の発行が可能となります。幸いにも豊ヶ丘団地5-3-2号棟は壁式鉄筋コンクリート造のため、設計図を基に耐震診断を実施して耐震性を証明できました。
また、現地調査においては、現場打の壁式鉄筋コンクリート造のためコンクリート強度試験を実施し、所定のコンクリート強度が現存することが確認できました。